1年365日、それぞれの日にちなんだ誕生花がありますが、月ごとにもあります。
今回は12ヶ月それぞれの誕生花にちなんだ人気香水の感想、口コミをまとめました。
誕生花は日本と海外では花の種類も違います。この記事では香水の材料となる花をピックアップしてあります。
7月
ワスレナグサ(仏)
春から夏にかけて花を咲かせるワスレナグサは、フランスの7月の誕生花。欧米諸国では古来より友愛や誠実の象徴として広く親しまれています。
花言葉は中世ドイツの悲恋伝説にちなんだ「私を忘れないで」「真実の愛」です。
キママラボ『ワスレナグサ』
勿忘草の淡く切ない花言葉をイメージしたほんのり甘く、でもどこか儚い香り。
優しいシトラスから始まり、あたたかみのある清潔感あふれる石鹸のような香りに。
この香水はカラリアでお試しいただけます。
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蓮(日本)
蓮は7月の誕生花。睡蓮と似ていますが、蓮は花も葉も水面から上に伸びています。葉に切れ込みがありません。英名はロータスです。
エルメス『ナイルの庭 オードトワレ』
ナイル川流域の川面に浮かぶ島をイメージしたフルーティ グリーン ウッディの香り。
水面のきらめきや川底の砂を感じる軽やかさ。生命力あふれるグリーンとあいまって、開放感のある香水です。
水辺の澄んだ輝く情景を思わせる鮮やかさも素晴らしいのですが、次第に優しいウッディに包まれ恍惚とします。
8月
ユリ(日本)
ユリは日本では8月の誕生花です。
花言葉は『純粋』『無垢』『威厳』であり、キリスト教では聖母マリアの受胎告知をテーマにした多くの絵画で描かれています。
グッチ『バンブー オードパルファム』
百合の花がお好きな方におすすめ。
上品なカサブランカリリーの香りが華やかに香りたち、イランイランのミステリアスさ、バニラのほのかな甘さなどが奥行きを感じさせます。
睡蓮(ヨーロッパ)
睡蓮は8月の誕生花。蓮と似ていますが睡蓮は水面に浮くように花を咲かせ、葉に切れ込みがあります。英名ではウォーターリリーです。
クリーン クラシック『ソフトランドリー』
洗い立ての洗濯物に包まれているような清潔感と柔らかさに満ちた香りです。
フローラルムスクですが、女性だけでなく男性にも良いと思います。
9月
ダリア(仏)
夏の終わりから秋にかけて花を咲かせるキク科のダリアはフランスでは9月の誕生花。
ナポレオンの妻ジョセフィーヌはダリアの愛好家として知られています。
ジバンシイ『ダリア ディヴァン オーデパルファム』
香りを持たない空想上の花、黒色のダリアを表現した『ダリア ノワール』シリーズの新作として登場しました。
花々やフルーツ、そしてバニラと甘いのにスパイスとウッディさが上品な大人の女性を演出しています。
リンドウ(JETD)
山野草の中でも可憐な花を咲かせて人気のリンドウは9月の誕生花です。
ヴィクター&ロルフ『グッド フォーチュン』
リンドウとフェンネルのグリーンのあとに、ジャスミンの芯のしっかりした優雅さとバーボンバニラのこっくりした甘さが広がります。
草木のミネラル感もありながら、甘くミステリアスな香り。
10月
カーネーション(仏)
母の日でおなじみのカーネーションはフランスの10月の誕生花。
スパイスのクローブに似た香りを持っています。
ニナリッチ『レールデュタン オーデトワレ』
あのダイアナ妃も愛用していた名香。
花々やフルーツにスパイスが効いていて、凛とした知的な美しさを感じる香りです。
カーネーションの特徴的なノートを取り出すことに成功したこの香りは史上初のスパイシーフローラルフレグランスを誕生させ、現代の調香の基盤を築いた偉大で象徴的なパイオニアです。
キンモクセイ(ヨーロッパ)
秋の訪れを感じさせるキンモクセイはヨーロッパでは10月の誕生花です。
バーバリー『ウィークエンド フォー ウーマン オードパルファム』
キンモクセイの香りから始まり、フルーティー、ウッディと表情を変えていきます。
エレガントでありながら透明感と親しみのある香りです。
11月
ヘリオトロープ(仏)
ヘリオトロープはフランスでは11月の誕生花。
バニラに似た甘い香りが特徴です。
ブルガリ『オムニア アメジスト オードトワレ』
優美な官能性と極度の女性性を表現した香り。
シトラスを感じる軽やかな始まりですが、次第にビロードのように滑らかな花々の香りがします。
サフラン(ヨーロッパ)
サフランは秋咲きのクロッカスの一種。ヨーロッパでは11月の誕生花です。
紅い雌しべを乾燥したものはスパイスとして有名です。
メゾン フランシス クルジャン『バカラ ルージュ 540 オードパルファム』
綿あめや澄んだ飴のように甘く、ほのかに花の香りが背後に現れます。
雑味のない、どこまでも透明な花の蜜といった印象で気品があり、ラグジュアリーです。
12月
蝋梅(中)
中国では12月の誕生花は蝋梅。蝋でコーティングしたような可憐な黄色い花びらが鮮やか。
12〜2月頃に花を咲かせる、日本でも馴染み深い花です。
アッカカッパ『カリカントゥス オードパルファン』
カリカントゥス(蝋梅)の、エレガントで洗練された香り。
そのせいかどこか懐かしく、木漏れ日のようなぬくもりを感じる香りです。
スイセン(日本)
春の訪れを告げるスイセンですが、日本では12月の誕生花になっています。
オサジ『Suisen〈水仙〉』
艶やかな花びらを思わせる可憐なフローラルの香り。香りが変化しないシングルノートです。
花をそのまま嗅いだようなリアルさがあります。重くない花の香りを楽しみたい方におすすめ。
この香水はカラリアでお試しいただけます。
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誕生花と花言葉はイラストレーターであるチルさんのサイト『チルの工房』を参考にさせていただきました。
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