タバコの香りというと、喫煙所の煙たさを想像する方もいらっしゃるかもしれません。しかし、香水の世界ではタバコの香りというとリーフ(葉巻)のこと。干し草のような渋さと温かみを楽しめます。
香りに奥行きが出て、クール、ダンディ、自由、強さ、大人っぽさといった印象が生まれます。
タバコの香りを楽しめるおすすめ人気香水の感想、口コミをまとめました!
ラルチザン パフューム『ティー フォー ツー』
ラプサンスーチョンにシナモンやジンジャーが重なり、やがてはちみつの甘さを浮かべた穏やかなタバコとレザー。個々が鮮やかに、それでいて調和しながら移ろいゆく。
スモーキーかつスパイシー。大人のためのシックな香水です。
トム フォード『タバコ・バニラ オードパルファム』
スパイスやコニャックの芳醇な香り漂う、紳士クラブを思わせる香り。
タバコの香りをバニラ、カカオ、トンカビーンが包み込み、蜂蜜かと思うほど官能的な甘さがあります。
メゾンマルジェラ『ジャズクラブ』
ブルックリンのカクテルとシガーに酔いしれる様を表現したオリエンタルウッディーの香り。
クセのある、そしてクセになる香り。仕事終わりやプライベートの夜を楽しむのに最適。
ル ラボ『テ ノワール 29』
気品高きブラックティーの葉と、それにまつわるクラフトへの叙情詩というイメージから生まれたフレグランス。
さらに、ブラックティーの葉がドライでリーフィーな香りを放ち、干し草やタバコを思わせるドライダウンのコンポジションをまとめあげます。
ディプティック『オードパルファン ヴォリュート』
イヴ・クエロンの子供時代の思い出を表現したブロンド色のたばこのヴォリュート(煙)とおしろいの香りです。
私の肌では煙草の香りが印象的でした。その奥に蜂蜜のコクとシナモンのスパイシーさ、おしろいの滑らかさがあります。
サンタマリアノヴェッラ『トバッコ・トスカーノ』
有名なトスカーナのタバコの葉に着想を得てつくられました。オリエンタルなウッディノートとスモーキーなバニラベースのノートをブレンドした神秘的でビロードのような香り。
パウダーを思わせるほど滑らかなウッディ調に、タバコとレザーがきいています。タバコ香水というと男性的な香りもありますが、これは貴婦人の品格があります。
ジェイセント『黒革』
黒革に滲む哀愁を感じさせるスモーキーな香り。
ベルガモットとともに香り立つレザーのトップノートから、徐々に広がる紫煙の残り香、ふとした瞬間に心を捉えるジャスミンの色気、哀愁の滲む黒革から漂うロマンあふれる香りです。
いかがでしたか。渋さや落ち着きのある大人の香りばかりです。
男性がまとうとダンディズムやエレガンスが磨かれますし、女性がまとうのもクールで粋ですね。
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