パルファンサトリは調香師の大沢さとりさんが手がけるフレグランスブランド。日本の湿度や気候になじむ『軽やかさ』を大切にしています。
香りには調香師自身の植物の知識に、華道、茶道、香道からのインスピレーションが取り入れられています。
大沢さとりさんは令和5年度『文化庁長官表彰』を受賞!
それを記念してムエットをお送りいただけました!
そのうちの4種の香りをご紹介します!
サトリ -Satori-
- トップノート:ベルガモット、コリアンダー
- ミドルノート:シナモン、クローブ、カカオ、バニラ
- ラストノート:オリバナム、サンダルウッド、アガーウッド
ほのかな甘さ、スパイシーさを感じるウッディ・オリエンタルの香り。
伽羅の香りを通じて日本のイメージを表現。カカオ、クローブ、バニラ、シナモン、白檀が伽羅の持つ五味を表しています。
閑けさと余韻を感じる、歳月を大切に重ねたくなる香りです。
ワサンボン -Wasanbon-
- トップノート:レモン、マスカット
- ミドルノート:ミモザアブソリュード、ミュゲ、アーモンド、シュガー、ハニー
- ラストノート:バニラ、イリス(ニオイアヤメ)、グアイヤックウッド
口に含むと淡雪のように溶けてしまう砂糖菓子『和三盆』をイメージ。
キュンと甘酸っぱいレモンのトップノートから、甘いさっくりとしたお菓子の香りがひろがります。近くにいる人まで癒してしまうようなスイートでやわらかな、幸せ感漂う香水です。
高品質なイリスの香料を贅沢に使用しているため、甘さもしつこく感じられません。
柔和な甘さなのでグルマンの中でも甘すぎない、軽やかな上品さがあります。
夜の梅 -Yoru no Ume-
- トップノート:クローブ、アプリコット
- ミドルノート:紅梅、ローズアブソリュード、ミュゲ
- ラストノート:白檀、ムスク、ウッディ、バルサム、シナモン
始まりはせつない甘さが妖艶にも香りますが、天然ローズを中心としたフローラルから、徐々に石鹸のような清潔な香りになっていきます。
アプリコットと紅梅が甘く広がり、ローズとクローブと墨の深いアコード。
妖艶さと清潔感の、女性の2面性を持つミステリアスな香り。
今までにない斬新さ、記憶に残るオリエンタルなローズが楽しめました。
ひょうげ -Hyouge-
- トップノート:グリーンリーフ、セージ
- ミドルノート:ジャスミン、バイオレット、パチュリ
- ラストノート:ウッディ、アイリス
ほろ苦い抹茶のグリーンとふわっとした泡立ち。すっきりと立つ個性的な香りのあとには、あたたかくパウダリーな甘さが残ります。他に類のない香りに、16世紀の茶人『古田織部』の粋(いき)を重ねて「ひょうげ」と名付けられました。
すっきりとしたグリーンティーとクラリセージ。ほろ苦く甘味と旨味が調和した抹茶の香り。
茶の湯の凛とした空気、渋さを思わせる香りで、深呼吸したくなる落ち着きがあります。
いかがでしたか。パルファンサトリの香りは心にしみいるような魅惑的なコレクションです。
パルファンサトリの香水は公式オンラインショップや取扱店でご購入いただけます。
→パルファンサトリの他の香りはこちらの記事をご参照ください。
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