パルファンサトリは調香師の大沢さとりさんが手がけるフレグランスブランド。日本の湿度や気候になじむ『軽やかさ』を大切にしています。
香りには調香師自身の植物の知識に、華道、茶道、香道からのインスピレーションが取り入れられています。
今回はサンプルムエットをいただいた3種の香りの口コミをまとめました!
ソネット -Sonnet-
- トップノート:スイートオレンジ、マンダリン・イエロー
- ミドルノート:オスマンサスabs(金木犀)、クラリセージ、バイオレット、ローズ
- ラストノート:サンダルウッド、ボワ・ド・ローズ
ムエットでは、ハッとするほど鮮やかなシトラスの香りに彩られ、その奥にキンモクセイの柔らかさがありました。
フルーティーフローラルの香調ですが、くどくならず、落ち着いて凛とした香りの立ち方です。
トップはマンダリンのシトラスと、クラリセージのティーノートから爽やかに始まります。
そして甘い桃のようなオスマンサス(キンモクセイ)の香りは、やわらかいフローラルの広がりに、やがて、木の暖かいラストノートへと移ろっていきます。
合歓 -Nemu-
- トップノート:グレープフルーツ、ジンジャー、ライチ
- ミドルノート:ローズ、ジャスミン、アイリス、バイオレット
- ラストノート:ライトムスク、サンダルウッド、パウダリー
ライチの独特な甘さとシトラスが柔らかく、パウダリーで乳白色のイメージ。
初めにふわっと匂う、甘酸っぱいライチと、かすかなジンジャー・シトラスが気分を明るくさせます。
やがて、天然ブルガリアローズを中心にした優しいフローラルのミドルから、しだいに柔らかいパウダリーなラストノートへとうつろっていきます。
紫の上 -Murasaki no Ue-
- トップノート:マスカット
- ミドルノート:ローズ、ジャスミン、バイオレット
- ラストノート:白檀、ムスク、ウッディ
日本文学の代表的な古典作品『源氏物語』の紫の上をイメージ。
柔らかさに包まれた花々の控えめな気配が、知的で思慮深く美しい紫の上にぴったり。
白檀とお香のパウダリーな香りですが、モダンで落ち着いています。
甘すぎないフルーティな香りが、ローズジャスミンのアコード(調和)を中心として華やかに展開。やがて、すこしづつ落ち着いたウッディパウダリーへと移ります。
いかがでしたか。パルファンサトリの香りは澄んだ印象で、深呼吸したくなるものばかりでした。今回はムエットでのお試しでしたが、実際に肌にのせてみたいです。
パルファンサトリの香水は公式オンラインショップや取扱店でご購入いただけます。
→パルファンサトリの他の香りはこちらの記事をご参照ください。
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